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パンデミックに挑む

「エボラ出血熱流行国」からリベリアが外れる

 WHOは5月9日、リベリアにおけるエボラ出血熱EVDエボラウイルス病)流行の終息宣言を発表した。これを受け厚生労働省は5月11日、注意喚起や健康監視の対象とする「エボラ出血熱流行国」からリベリアを外すと発表した。終息に至っていないギニアとシエラレオネについては引き続き対応を継続する。

 WHOの終息宣言は、「最後の確定患者が血液検査で2回の陰性が確認された日または安全に埋葬された日のいずれかから42日間エボラ出血熱患者の発生がない状態」に至って初めて発表される。リベリアで終息が確認されたことから、日本では今後、ギニアとシエラレオネについて、エボラ出血熱流行国としての対応(表1)が継続されることになる。

 WHOによると、5月3日までの1週間に新たに報告されたEVD確定患者は18人で、ギニアとシエラレオネがそれぞれ9例ずつだった。両国とも、今年に入ってからの週当たり新規患者数としては最も少なくなっている(図1)。リベリアからは3月22日に1例の報告があった以降、新規患者は途絶えている。

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