西アフリカで流行しているエボラ出血熱で、新たな患者の報告が相次いでいる。5月30日のWHO発表によると、最も多くの患者が確認されているギニアで、前回発表の28日以降、新たに10人の患者が報告された。また、隣国のシエラレオネでも新たに34人の患者が報告されたほか、4月9日以降、報告例が途絶えていたリベリアでも1例の感染疑い例が把握された。
ギニアでは3月に112例の患者(確定例、可能性例、疑い例の合計)が報告された。4月にも112例、5月には30日のWHO発表時点で67例となっている(図1)。累計患者数は291人、うち死亡が193人で、致死率は66.3%となった。
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