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パンデミックに挑む

小児のインフルエンザワクチン接種量変更
小児科医の20%が「副反応の出現例が増えた印象がある」と回答

図1 接種後の副反応の出現例が増えたという印象があるか(小児科医57人)

 今シーズンから、小児へのインフルエンザワクチン接種量が変更された。そこで、接種後の副反応の出現例が増えたという印象があるかどうかを尋ねたところ、小児科医の約20%が「副反応の出現例が増えたとの印象がある」と回答した。ただし、いずれもワクチン接種部位の発赤や腫脹あるいは掻痒感の増悪で、症状は軽いものがほとんどだった。日経メディカル オンラインの小児科あるいは内科の医師を対象に実施した「2011/12シーズン・インフルエンザ治療方針」に関する調査で明らかになった。

 「2011/12シーズン・インフルエンザ治療方針」に関する調査は、12月16日から28日までに、日経メディカル オンラインの医師会員(小児科医および内科医中心)を対象にネット調査への協力を依頼し、410人から回答が得られた(回答者の主なプロフィールは文末参照)。

 調査では、今シーズンから小児へのインフルエンザワクチン接種量が変更されたことを受け、小児科医師に対し、接種後の副反応の出現例が増えたという印象があるかどうか、「増えたと思う」「変わらない」「減ったと思う」「分からない」の選択肢を提示し回答してもらった。

 57人の小児科医が回答し、このうち19.3%が 「増えたと思う」と回答した。「変わらない」は73.7%、「分からない」が7.0%で、「減ったと思う」は0%だった(図1)。

 「増えたと思う」と回答した医師に、どのような副反応が目立つかを具体的に記述してもらったところ、ワクチン接種部位の発赤や腫脹あるいは掻痒感の増悪がほとんどであり、程度も軽いとの回答が目立ち、重篤な症例は皆無だった。

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