日経メディカルのロゴ画像

第29回 日本医学会総会2015関西

日本医学会総会2015関西の見どころ・聞きどころ【Vol.13】
在宅医療の経験が豊富な先輩方の生の声が聞けるチャンス
織田うさこ氏(ブロガー、医師)に聞く

2015/02/26

おだうさこ氏(ペンネーム)
医師、ブロガー。研修医時代に書き始めた『きらきら研修医のブログ』が書籍化の後、ドラマ化された。子育てに奮闘中。

 日本医学会総会の存在はもちろん知っていますが、実際に参加したことはありません。でも、3日間でこれほどの数の学術講演が実施されるんですね。しかも、山中伸弥先生や日野原重明先生、京セラ名誉会長の稲盛和夫さんまでご登壇されるなんて、とっても豪華なゲスト陣で驚きました。

 今は子育て中で、なかなかまとまった時間が取れないのですが、参加できたら、在宅医療や終末期医療のセッションを聴講したいと思っています。

 3年ほど前から、非常勤の病院で在宅医療に関わっていて、週2回、寝たきりの高齢者の方、脳性麻痺の方、末期癌の患者さんなどのお宅を訪問しています。在宅医療で難しいのは、医師としての自分の判断と、患者さんや介護をする家族との希望とが合わず、思ったような医療が実現できないことです。

 例えばCTやMRIでの検査が必要だと思っても、患者さんを病院に連れて行くのは簡単ではありませんし、いざ検査や治療を提案しても、患者さんの家族に「あと、どれだけ生きられるか分からないし……」とやんわり断られるケースもあります。

 私自身、在宅医療は専門ではないし、周囲にも経験者は多くありません。医学会総会で、在宅医療を多く手がけている先生方の話を聞いて、何らかのヒントを得られればと思っています。

この記事を読んでいる人におすすめ