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高血圧治療に関する調査2012-2013から
降圧薬の第1選択薬、4年連続でARBが1位
日経メディカル オンライン循環器プレミアムから転載

2013/02/01
日経メディカル オンライン循環器プレミアム

 降圧薬の第1選択薬の処方状況は、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)が49.8%と最多で、Ca拮抗薬が37.2%で続いた。過去の調査では一貫してCa拮抗薬がARBを上回ってきたが、2009年調査で初めて逆転し、4年連続でARBが1位となった。ただし、両者の差は12.6ポイントに縮まった。日経メディカル オンラインが実施した「高血圧治療に関する調査2012-2013」で明らかになった。

 調査は、日経メディカル オンラインが会員医師を対象に2012年10月31日から11月13日まで実施、計839人から回答を得た。回答者の内訳は、循環器内科24.8%、その他の内科60.2%、その他の診療科14.1%、無回答1.0%だった(回答者のプロフィールは文末参照)。

 調査では、外来高血圧患者の降圧目標達成率と自院の評価、高血圧患者数の動向、高血圧患者に多い合併症、第1選択薬あるいは第2選択薬に選ぶ系統、降圧薬を選択する際に考慮する点、さらには具体的な銘柄についても尋ねた。また処方薬については、現在処方している銘柄を挙げてもらい、その選択理由と評価についても明らかにした。

 降圧薬の第1選択薬の処方状況をタイプ別に尋ねたところ、全体で最も多かったのはARB(49.8%)だった。2009年調査時には54.4%と高率だったが、その後は50.8%、50.2%と推移し、今回初めて50%を割った。2位はCa拮抗薬で、37.2%だった。この両者で8割強を占めていた。ACE阻害薬は10.0%だった。このほかでは、利尿薬が1.0%、β遮断薬が0.1%などだった。

 今回の調査を含めた過去11回の調査結果をみると、2002年から2008年まではCa拮抗薬が1位だったが、2009年にARBがCa拮抗薬を逆転し1位となった。2010年、2011年、さらに今回の2012年とARBが連続して1位だったが、2位のCa拮抗薬との差は年々縮小している。今回の両者の差は12.6ポイントまで縮まった。なお、2008年以降10%台を維持ACE阻害薬は、前回7.7%と10%を割ったが、今回は10%を回復した(図1)。

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