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「高血圧治療に関する調査2011-2012」から(No.3)
降圧薬の第1選択薬、1位ARBと2位Ca拮抗薬の差が縮まる

 降圧薬の第1選択薬の処方状況は、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)が50.2%と最多で、Ca拮抗薬が37.5%で続いた。過去の調査では一貫してCa拮抗薬がARBを上回ってきたが、2009年調査で初めて逆転し、3年連続でARBが1位となった。ただし、両者の差は12.7ポイントに縮まった。日経メディカル オンラインが実施した「高血圧治療に関する調査2011-2012」で明らかになった。

 調査は、日経メディカル オンラインが会員医師を対象に2011年10月20日から30日まで実施、計664人から回答を得た。回答者の内訳は、循環器内科25.6%、その他の内科49.1%、その他の診療科24.3%だった(回答者のプロフィールは文末参照)。

 降圧薬の第1選択薬の処方状況をタイプ別に尋ねたところ、全体で最も多かったのはARB(50.2%)だった。Ca拮抗薬は37.5%で、この両者で8割強を占めていた。ACE阻害薬は7.7%だった。このほかでは、利尿薬が1.4%、β遮断薬が0.8%などだった。

 今回の調査を含めた過去7回の調査結果をみると、2005年から2008年まではCa拮抗薬が1位だったが、2009年にARBがCa拮抗薬を逆転し1位となった。2010年、2011年とARBが連続して1位だったが、2位のCa拮抗薬との差は年々縮小。今回の両者の差は12.7ポイントまで縮まった。なお、2008年以降10%台を維持ACE阻害薬は、7.7%と10%を割った(図1)。

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