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婦人科疾患
ガイドライン外来診療◆更年期障害

2017/05/12
寺内 公一
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まず受容と共感を表出しながら患者の訴えに傾聴し、さらに生活習慣の改善指導を試みる。可能であれば薬物療法の前に認知行動療法などの心理療法を試みる。薬物療法として、ホルモン補充療法(HRT)、漢方薬、向精神薬などが用いられる。ただし、更年期障害のように多数の因子が複合的に関与する病態に対して、薬物療法の役割はあくまで限定的であることを意識する必要がある。HRT……2002年のWHI報告以降は適応を拡大した場合の副作用が強調される傾向にあるが、依然として更年期の血管運動神経症状に対しては最も有効な薬物療法である。

連載の紹介

ガイドライン外来診療
外来でみる、主要疾患の最新のガイドラインを網羅した書籍『ガイドライン外来診療』(発行:日経メディカル開発)。一般診療において遭遇する頻度が高い47疾患をコンパクトに解説しています。本コラムでは、本書2015年版の中から、各疾患のガイドラインのエッセンスを紹介します。

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