日経メディカルのロゴ画像

呼吸器疾患
ガイドライン外来診療◆肺炎(市中肺炎)

2016/12/09
藤田 次郎
ガイドライン外来診療◆肺炎(市中肺炎)の画像

世界一ともいわれる医療制度を作り上げた日本に、欧米のガイドラインは適用できない。また、高齢者の肺炎は、加齢に伴う脳血管障害に伴う誤嚥によると考え、マイルドな治療を選択すべきと考える。定型肺炎の主要起炎菌である肺炎球菌を第1に考慮し、肺炎球菌ワクチンを用いた予防に力点を移すべきである。入院を要する高齢者のCAPの起炎病原体として、肺炎球菌の頻度が高く、かつマイコプラズマの割合が減少するので、常に肺炎球菌性肺炎を意識して治療方針を立てる。高齢者において、施設の耐性菌蔓延状況によっては多剤耐性菌の関与を考慮する。

連載の紹介

ガイドライン外来診療
外来でみる、主要疾患の最新のガイドラインを網羅した書籍『ガイドライン外来診療』(発行:日経メディカル開発)。一般診療において遭遇する頻度が高い47疾患をコンパクトに解説しています。本コラムでは、本書2015年版の中から、各疾患のガイドラインのエッセンスを紹介します。

この記事を読んでいる人におすすめ