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呼吸器疾患
ガイドライン外来診療◆インフルエンザ

2016/12/02
近藤 光子
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罹患した場合は早期受診、早期診断、抗インフルエンザ薬による早期治療を行い、重症化や感染の拡大を防ぐようにする。抗インフルエンザ薬としてはノイラミニダーゼ阻害薬を用いる。ノイラミニダーゼ阻害薬には経口薬のオセルタミビルリン酸塩、吸入薬のザナミビル水和物、ラニナミビルオクタン酸エステル水和物、点滴静注薬のペラミビル水和物の4種類があり、発症48時間以内に使用する。対症療法は安静休養、水分補給、栄養摂取であり、高熱に対してはアセトアミノフェンを使用する。解熱薬としてジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸、アスピリンなどは脳症の増悪要因とされ、小児ではこれらを用いてはならない。

連載の紹介

ガイドライン外来診療
外来でみる、主要疾患の最新のガイドラインを網羅した書籍『ガイドライン外来診療』(発行:日経メディカル開発)。一般診療において遭遇する頻度が高い47疾患をコンパクトに解説しています。本コラムでは、本書2015年版の中から、各疾患のガイドラインのエッセンスを紹介します。

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