日経メディカルのロゴ画像

インフルエンザ
監修・渡辺彰(東北大学加齢医学研究所抗感染症薬開発研究部門教授)

2015/02/06

アブストラクト

  • わが国では通常12月~3月ごろに季節性インフルエンザとして、A型、B型が流行する。
  • A型ではまれに抗原性の大きく異なったウイルスが出現し、新型インフルエンザとして世界的な大流行を引き起こすことがある。
  • インフルエンザの症状は非特異的で多彩なため、地域の流行状況に関する情報が診断の役に立つ。外来では迅速診断キットによるウイルス抗原の検出が簡便で有用である。
  • 一般的にインフルエンザは予後良好であるが、なかには合併症や基礎疾患の悪化などで重篤化し死亡に至る例もある。診察時には、脳症や肺炎など重篤な合併症の徴候を把握しておくことが重要である。
  • 治療では、対症療法のほか、抗インフルエンザ薬の投与を考慮する。

この記事を読んでいる人におすすめ