インフルエンザの流行が拡大している。各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報)によると、1月29日までの1週間に全国の定点医療機関を受診した患者数は定点当たり39.41人となり、警報レベルの目安とされる30人を超えた(図1)。愛知県、埼玉県、千葉県などでは、定点当たり50人を超える大流行となっている。
インフルエンザ2016/17取材班が2月3日8時現在で集計したところ、速報値を確認できた40都府県のうち、29都府県が全域で警報レベルに達していた。前週に30人を超えていた福岡県、宮崎県を合わせると、31都府県に上る。
愛知県が54.68人、埼玉県が51.68人、千葉県と山口県が51.40人、大分県が51.12人などと、定点当たり50人を超える自治体も相次いでいる。埼玉県、千葉県、山口県、大分県では、昨シーズンのピークを上回った。
インフルエンザ診療Next:トピックス
愛知県、埼玉県、千葉県など定点当たり50人超の自治体も相次ぐ
インフルエンザ流行拡大、全国的に警報レベルに
2017/02/03
インフルエンザ2016/17取材班
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