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インフルエンザ診療
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インフルエンザ脳症が28例に、5歳児の死亡例も
2016年47週から8週連続で報告

 今シーズンのインフルエンザ脳症例が28例に達した。第47週(2016年11月21~27日)から8週連続で報告されており、2017年第2週には5歳児の死亡例も報告された。死亡報告は2例目となった。感染拡大に伴い重症例も増えていくとみられ、今後も留意する必要がありそうだ。

 国立感染症研究所がまとめている感染症発生動向調査を基に、全数把握疾患である急性脳炎のデータをピックアップし、インフルエンザが原因の症例を集計した。その結果、2017年第2週までの累計で、インフルエンザ脳症例は28例となった。2016年第37週に初めての症例が報告され、47週からは8週連続で報告されている(図1)。

 年齢分布を見ると、10歳代以下が21例と多くなっている。30歳代、40歳代、60歳代が1例ずつ、70歳代と80歳代は2例ずつあり、必ずしも低年齢層に限らない。

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