インフルエンザの患者数が全国的に急増している。都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報)によると、1月24日までの1週間に全国の定点医療機関を受診した患者は定点当たり10.56人となり、注意報レベルとされる10人を超えた。一方、流行ウイルスはA/H1N1pdm2009亜型が最多で、ビクトリア系統のB型も増えていることが明らかになった。
定点当たりの報告数が最も多いのは新潟県で29.28人と警報レベルの30人に迫っている。沖縄県が18.22人、青森県が16.45人、千葉県が14.13人などと続く(図1)。全域で注意報レベルを超えた自治体は17都道県に広がった。
唯一流行入りしていなかった高知県も1.79人となり流行が始まった。
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