急性冠症候群(ACS)疑い症例に、受診時と1時間後の高感度心筋トロポニンT(hs-cTnT)値に基づき意思決定する0/1プロトコールを適用したところ、3時間後に再検査する標準的プロトコールより患者が短時間で退院でき、30日以内の死亡や心筋梗塞発症は増加しなかった。一方で胸痛による再受診やhs-cTnT軽度上昇例に対する血行再建術の実施率は増加した。欧州心臓病学会会議(ESC2019)で9月3日に発表され、同日にCirculation誌オンライン版に掲載された。
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