日経メディカルのロゴ画像

慢心が生んだ事故、「患者は教材ではない」

2013/07/04

 その夜、研修医の友野は自宅に帰ってから一睡もできなかった。都留先生が助けてくれたからよかったものの、あのままだったら患者は死んでいた。自分の慢心からくるミスで危うく患者を死なすところだった。改めて、「怖い」と思った。自分には医者を続けることができるだろうか―。

著者プロフィール

下山純一(ペンネーム)●某大学病院に勤務して30年。准教授から転出し、現在は某大病院の副院長として医療経営にも携わる。日々、勤務医たちを温かく見守りながら、理想の職場環境を追求している。

連載の紹介

勤務医のための仕事の作法
病院の組織の中では、医師にも仕事の悩みや人間関係のトラブルがつきもの。そんな勤務医に、病院勤務30年のベテラン医師が説く仕事の作法と処世術。自ら体験したエピソードを基に、「生き方上手」になるヒントを提示します。

この記事を読んでいる人におすすめ