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Anti Thrombotic Therapy.2016

【末梢動脈疾患 エキスパートインタビュー】
個々の患者さんの症状をよくみて、薬物療法、バイパス手術、血管内治療の適応を見極めることが重要
札幌心臓血管クリニック(SCVC)理事長 藤田勉氏

2009/11/02

札幌心臓血管クリニック理事長の藤田勉氏

 PAD末梢動脈疾患)は、それ自体が深刻な障害をもたらすだけでなく、冠動脈疾患脳血管障害を高率に合併し、QOLや生命予後にも大きな影響を与える。そこで、札幌心臓血管クリニック理事長の藤田勉氏(写真)に、PAD患者の動向、診断や薬物療法、血管内治療の実際についてうかがった(日経メディカル別冊)。

―― 最初に、下肢のPAD患者さんの動向についてお聞かせください。

藤田 「心臓血管クリニック」という名称も影響していると思いますが、かなり多くの下肢PAD患者さんが受診しています(図1)。冠動脈疾患の疑いで受診される患者さんの中にもPADを合併している方がかなりみられます。また、紹介で受診された方、自身で気づいて受診された患者さんも沢山いますが、その中にはPADでない人もいますので、除外診断も大切になります

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