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適切な喘息診療が金メダリストを生む…かも

2017/12/26
田中祐貴(大久保病院スポーツ内科)

 2017年も、もうすぐ終わりですね。今年を振り返ると、韓国へのトラベリングフェロー選抜、日本臨床スポーツ医学会での4演題の発表、そして本連載の開始など、スポーツ内科医として充実した1年だったように思います。スポーツ界に目を向けると、東京オリンピックに向けて様々な競技で若い世代が躍進し、明るい話題が目立っています。

 今回は今年最後の更新、アスリートの気管支喘息・運動誘発性喘息についての最終回です。アスリートとはいえ、気管支喘息の診断・治療は、日本アレルギー学会の 『喘息予防・管理ガイドライン2015』に則って行えば、原則的には問題ありません。ここでは、通常の喘息診療とは異なる点を中心に解説していきます。今回は治療とその予防法についてです。(前回の診断編はこちら


著者プロフィール

田中祐貴(大久保病院スポーツ内科)●たなかゆうき氏。神戸大学卒業。腎臓内科医からスポーツ内科医に転身し、現在は兵庫県大久保病院と京都九条病院スポーツ内科外来でアスリート診療を行う。また関西スポーツ内科・栄養学会の代表を務め、スポーツ内科・スポーツ栄養の啓発に努めている。

連載の紹介

あなたの知らないスポーツ内科の世界
中高生の運動部員から70代のマラソンランナーまで幅広く受診するスポーツ内科。実は、倦怠感や息切れなどの症状を抱えながら運動を続けている人は少なくない。アスリートの医学的問題はどのように解決すべきなのか?知られざるスポーツ内科の世界について新進気鋭のスポーツドクターである田中氏が紹介する。

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