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「いつ誤嚥してもおかしくありません」だけ?
内科医の「予測する力」を活かすところ

2020/03/16

 「内科医の仕事は予測すること」──。当科で受け継がれている上司の言葉です。医学的なことに限らず、患者さんやご家族の価値観や生活環境も踏まえて予測される将来を見据え、道を提示し、選択していくことの大切さを表しています。誤嚥性肺炎のように、経過が平坦ではなく、生活や価値観が方向性に大きく影響する病態の診療では、特に大切な心得です。落ち着いていると思っていたら救急搬送となった本症例のその後です。まずはこれまでの経過から振り返りましょう。

著者プロフィール

吉松 由貴(よしまつ ゆき)氏。2011年大阪大学卒。淀川キリスト教病院での初期研修、同院呼吸器内科での後期研修を経て、現職は飯塚病院呼吸器内科勤務。現職の間、浜松市リハビリテーション病院と聖隷浜松病院で嚥下リハビリテーションに関して国内留学。

連載の紹介

吉松由貴の「誤嚥性肺炎、診療の知恵袋」
誤嚥性肺炎は、すんなりと治る病気ではありません。繰り返したり、命に関わることも多いのです。そんな誤嚥性肺炎の診療に、若手医師が日々どのような姿勢で挑んでいるのかを具体例を交えながらつづります。

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