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胃瘻の造設で嚥下機能も着実に改善
手術や栄養管理も嚥下の重要な治療です
発症から5カ月後には胃瘻の閉鎖に至る

2019/10/24

 先月は国内外で、嚥下関連の学会に参加しました。議題が年々進化する様には驚かされます。3D-CTでの評価や、神経電気刺激による治療も増えてきており、もしかしたら最も躍進している分野の1つかもしれません。私自身、本症例を経験するまでは誤嚥の治療と言えば古典的な訓練や、食事の調整による代償法を思い描いていました。手術や栄養管理も嚥下の重要な治療であることを実感させてくれた症例です。経過を振り返ってみましょう。

著者プロフィール

吉松 由貴(よしまつ ゆき)氏。2011年大阪大学卒。淀川キリスト教病院での初期研修、同院呼吸器内科での後期研修を経て、現職は飯塚病院呼吸器内科勤務。現職の間、浜松市リハビリテーション病院と聖隷浜松病院で嚥下リハビリテーションに関して国内留学。

連載の紹介

吉松由貴の「誤嚥性肺炎、診療の知恵袋」
誤嚥性肺炎は、すんなりと治る病気ではありません。繰り返したり、命に関わることも多いのです。そんな誤嚥性肺炎の診療に、若手医師が日々どのような姿勢で挑んでいるのかを具体例を交えながらつづります。

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