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腹痛による不登校を繰り返す児童で考えたいこと

2019/03/20
田中 由佳里(東北大学医学系研究科行動医学助教)
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 ストレス状態が一定期間続くと、過敏性腸症候群(IBS)を発症することがあるとされます。例えば、IBSと「abuse(虐待)」に関連があることが、米国を中心に90年代からいわれるようになりました。虐待を受けている子どもが、小学校入学ごろからIBSの症状を示すこともあるため、保護者や教育関係者などの周囲の大人がIBSと虐待に関する知識を持っていることは重要です。

著者プロフィール

田中 由佳里(仙台厚生病院 消化器内科)●たなか ゆかり氏。2006年新潟大学卒。機能性消化管疾患の研究のため、東北大学大学院に進学し、ストレスと過敏性腸症候群の関連をテーマに研究と臨床に従事。東北大学医学系研究科を経て、2019年から現職。

連載の紹介

田中由佳里の「ハラワタの診かた」
正しい機能性消化管疾患のエビデンス解説サイト「おなかハッカー」や、患者の日常生活課題について多職種連携による解決を目指した「おなかハッカソン」などを開催している消化器内科医が、機能性消化管疾患の面白さをお伝えします。

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