市区町村の検診を含め、基本的に検診には対象年齢の上限が定められていません。そのため、高齢の方に検診を受けた方がいいのか聞かれた場合や、検診異常の精査を依頼された場合など、どのように対応すればいいのか悩むことがあります。

 現在、日本の大腸癌検診の推奨は40歳以上で、上限はありません。便潜血検査が陽性だったということで、80歳代後半の方の精査依頼がくることがあります。ただし高齢の方の場合、大腸内視鏡検査の適応には検討が必要な方が含まれます。市区町村検診でも年齢上限の制限は定められていないことがほとんどのようで、行政関係者からは「年齢上限を設ける基準などがないので、対応が難しい」との声も聞かれます。

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