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消化管運動パターンを制する者は腹部聴診を制す

2018/05/01
田中 由佳里(東北大学医学系研究科行動医学助教)

研修医A 田中先生、僕も研修医2年目になりました。今週から後輩ができるなんて、ちょっと出世した気分です。

新人研修医 4月から研修医になりました、これからよろしくお願いします! 僕は消化器にも結構興味があるので、ぜひ色々教えてください。

田中 初めまして、こちらこそよろしくね。

研修医A ところで、感染性腸炎で入院していた患者さん、腸蠕動がまだ亢進している印象です。食事の開始はどうしましょうか。

新人研修医 その患者さん、僕が腹部聴診した時はむしろ蠕動音がよく聞こえなかったのですが……。僕、何か間違っているのでしょうか。

田中 2人が聴診したのは、それぞれ何時頃だった?

著者プロフィール

田中 由佳里(仙台厚生病院 消化器内科)●たなか ゆかり氏。2006年新潟大学卒。機能性消化管疾患の研究のため、東北大学大学院に進学し、ストレスと過敏性腸症候群の関連をテーマに研究と臨床に従事。東北大学医学系研究科を経て、2019年から現職。

連載の紹介

田中由佳里の「ハラワタの診かた」
正しい機能性消化管疾患のエビデンス解説サイト「おなかハッカー」や、患者の日常生活課題について多職種連携による解決を目指した「おなかハッカソン」などを開催している消化器内科医が、機能性消化管疾患の面白さをお伝えします。

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