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第38回
“お役所仕事”な定期予防接種の特例

2019/04/23

 ワクチンメーカーのMRさんから、予防接種を勧奨する院内掲示用のポスターをもらいました。その中に記述されていたのは、「長期療養特例」に関する内容です。病気やの治療や臓器移植などで定期予防接種で定められた時期にワクチンを接種できなかった小児が公費で予防接種ができるようにする特例ですが、適応の基準が厳しく制限されており、とても小児のことを考えた制度とはいえないのです。

 以下は、ワクチンメーカーのMRさんが無料で配布している『予防接種に関するQ&A集(2018年版)』のQ19からの抜粋です。

著者プロフィール

横井茂夫(横井こどもクリニック院長)●よこいしげお氏。1975年慈恵医大卒。国立大蔵病院・都立母子保健院を経て、1998年より現職。医師国家試験対策予備校のテコムで小児科の授業を34年間担当し、医師国家試験とCBTの模擬試験問題や解説書を作成している。乗馬、落語鑑賞、料理が趣味。

連載の紹介

泣かせない小児診療ABC
診療所は子どもに「痛い、怖い」と思われがちな場所です。医療従事者は、できる限り子どもの不安を最小限にして子ども達がその子なりに乗り越えていけるよう、手助けをする必要があります。本連載では、横井氏が試行錯誤の末たどり着いた子ども達の不安を減らす診療の工夫を、内科や総合医の開業医向けに紹介します。

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