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第35回
「子どもにいぼ痔ができた」と言われたら

2018/03/07

 保護者への説明が難しい、子どもの生殖器官の症状。今回は、肛門周囲によく生じる症状の説明方法をご紹介します。皆さんは、保護者にどのように説明していますか?

 保護者から「子どもに痔ができた」と言われても、いぼ痔(痔核・脱肛)ではないことが多いです。大抵は肛門にできる皮膚のたるみで、スキンタッグ皮垂)です(写真1)。まれに皮垂をいぼ痔と誤って診断して手術を勧める医師もいますが、皮垂と脱肛は異なります。

著者プロフィール

横井茂夫(横井こどもクリニック院長)●よこいしげお氏。1975年慈恵医大卒。国立大蔵病院・都立母子保健院を経て、1998年より現職。医師国家試験対策予備校のテコムで小児科の授業を34年間担当し、医師国家試験とCBTの模擬試験問題や解説書を作成している。乗馬、落語鑑賞、料理が趣味。

連載の紹介

泣かせない小児診療ABC
診療所は子どもに「痛い、怖い」と思われがちな場所です。医療従事者は、できる限り子どもの不安を最小限にして子ども達がその子なりに乗り越えていけるよう、手助けをする必要があります。本連載では、横井氏が試行錯誤の末たどり着いた子ども達の不安を減らす診療の工夫を、内科や総合医の開業医向けに紹介します。

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