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第2回
予防接種で子どもが泣いたら、どう対処しますか?

2013/08/08

 前編でご紹介した、予防接種で子どもを泣かせない、とっておきの方法に引き続き、後編では「泣いてしまっても早く泣き止ませる工夫」と「次の診察で泣かせないコツ」を紹介します。

 医療従事者がどんなに配慮をしていても、注射で泣いてしまう子はいます。そうした時は早く泣き止ませることと、次回の診察時までそれを引きずらないようにする工夫が必要になります。

 ぜひ、今回ご紹介する方法も日々の診療で挑戦してみてください。きっと予防接種で泣く子が激減するはずです。

医師の代わりに子どもが注射!?
 もし、予防接種後に患児が泣いてしまったら、以下の方法を実践してみてください。

(1)私のクリニックでは、予防接種後に貼る絆創膏や注射絆として、キャラクターのシールを貼ったものを使用しています(写真1)。また、その際は必ず、子どもに「これでいい?」と問いかけてから貼っています。シールは子どもが知っているキャラクターであれば、なんでも構いません。

著者プロフィール

横井茂夫(横井こどもクリニック院長)●よこいしげお氏。1975年慈恵医大卒。国立大蔵病院・都立母子保健院を経て、1998年より現職。医師国家試験対策予備校のテコムで小児科の授業を34年間担当し、医師国家試験とCBTの模擬試験問題や解説書を作成している。乗馬、落語鑑賞、料理が趣味。

連載の紹介

泣かせない小児診療ABC
診療所は子どもに「痛い、怖い」と思われがちな場所です。医療従事者は、できる限り子どもの不安を最小限にして子ども達がその子なりに乗り越えていけるよう、手助けをする必要があります。本連載では、横井氏が試行錯誤の末たどり着いた子ども達の不安を減らす診療の工夫を、内科や総合医の開業医向けに紹介します。

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