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血液培養、抗核抗体、各種感染症など検査は全て陰性
短期間で自然に治る反復性の発熱、何を疑う?

2015/11/19
山中 克郎(諏訪中央病院内科総合診療部)
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 内科総合診療部部長 佐藤泰吾先生の外来に、発熱を繰り返す68歳男性が紹介されてきた。5年前から周期的な発熱がある。2年前までは数カ月に一度、3日程度発熱が続き、自然に軽快していた。しかし1年前から毎月熱が出るようになり、最近2、3カ月は月に2~3回発熱するようになった。1回あたりの有熱期間は2~16日(3日前後が多い)である。熱とともに小円形の紅斑を伴う皮疹が出現する。下肢に力が入りにくい。1年間で7kgの体重減少がある。寝汗はない。

著者プロフィール

山中克郎(諏訪中央病院院長補佐)●やまなか かつお氏。1985年名古屋大卒。米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)一般内科、名古屋医療センター総合診療科、藤田保健衛生大学救急総合内科などを経て、2014年12月から現職。

連載の紹介

山中克郎の「八ヶ岳から吹く風」
総合診療医として唯一やり残したと感じる「地域医療」に取り組むため、諏訪中央病院に移った山中氏。「地域医療」や「地域での教育」によって日本の医療に貢献するという新たなチャレンジの日々を、八ヶ岳山麓で見つけた自然や人々との関わりとともに綴る。

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