日経メディカルのロゴ画像

安田講堂事件と地域医療~今井澄先生のこと~

2015/03/12
山中克郎

在りし日の今井澄氏(提供:今井拓氏)

 資料を調べれば調べるほど、とんでもなくすごい医師が諏訪中央病院を築き上げたのだなと思う。今井澄(いまいきよし)氏だ。

 今井先生は旧満州ハルピンに生まれ、4歳で帰国。1958年に東京大学に入学した。医学部在学中にインターン闘争に始まる東大紛争がピークに達し、全共闘運動のリーダーを務めた。

 1969年、全共闘および左翼系学生が占拠した安田講堂に対して、機動隊が強制的にバリケード解除を行う「東大安田講堂事件」が起こった。

 この時、東大全共闘防衛隊長(最高責任者)として安田講堂に最後まで立てこもり逮捕された。

 全共闘が安田講堂の放送設備を使って行った最後のメッセージがある。

著者プロフィール

山中克郎(諏訪中央病院院長補佐)●やまなか かつお氏。1985年名古屋大卒。米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)一般内科、名古屋医療センター総合診療科、藤田保健衛生大学救急総合内科などを経て、2014年12月から現職。

連載の紹介

山中克郎の「八ヶ岳から吹く風」
総合診療医として唯一やり残したと感じる「地域医療」に取り組むため、諏訪中央病院に移った山中氏。「地域医療」や「地域での教育」によって日本の医療に貢献するという新たなチャレンジの日々を、八ヶ岳山麓で見つけた自然や人々との関わりとともに綴る。

この記事を読んでいる人におすすめ