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えっ! 入れ墨もないのにMRIでやけど!?

2022/06/16
薬師寺 泰匡(薬師寺慈恵病院院長)

 MRIは、磁気を利用した基本的には安全な検査です。とてつもなく強力な磁場の中に置いた身体に外から電磁波を与えると、体内の水素原子が共鳴・振動します。MRIは、この振動した水素原子が発する電磁波を受信し、電気信号に変換して画像を得ています。とてつもなく強力な磁場がどれほど「とてつもない」かを実感してもらうため、看護学校の講義でMRIの説明をする際には、YouTubeで「MRI 酸素ボンベ」と検索してもらい、酸素ボンベがミサイルのように飛んでいく動画を見てもらっています。こわい。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院院長)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年から薬師寺慈恵病院に職場を移し、2021年1月からは院長として地方二次救急病院の発展を目指している。週1回岡山大学の高度救命救急センターに出入りし、ますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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