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自分で採ったキノコを食べないでほしい(懇願)

2021/10/07

写真1〇厚生労働省のWebサイトに掲載された注意喚起

 岡山で今年初のキノコ中毒が発生したとニュースになっていました(毒キノコで岡山市の女性が食中毒、軽症 今年県内初、山中で採取し自宅で調理〔9/21:山陽新聞〕)。

 50代の女性が山中でキノコを採取し、自宅で塩ゆでしてみそ汁に入れて食べたら、腹痛、下痢、嘔気を呈したというものです。キノコ中毒は何年かに1回見ている気がします。厚生労働省の「過去のキノコを原因とする食中毒発生状況」によると、毎年50~100人ほどの患者がおり、死亡例の報告もあります。国を挙げてキノコ中毒に気をつけてくださいと警鐘を鳴らしていますが、響ききっていないのが残念です。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院院長)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年から薬師寺慈恵病院に職場を移し、2021年1月からは院長として地方二次救急病院の発展を目指している。週1回岡山大学の高度救命救急センターに出入りし、ますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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