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【詳細】COVID-19院内クラスター発生と対応(対策4日目~)

2021/06/17
薬師寺 泰匡(薬師寺慈恵病院院長)

 2021年5月、私が院長を務める薬師寺慈恵病院(岡山県総社市)で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の院内クラスターが発生しました。皆さまの応援、協力、支援のおかげで、6月16日をもって終息宣言を出すに至りました。このコラムのコメント欄でも励ましをいただき、心の支えになりました。本当にありがとうございます。1カ月を振り返り、他施設のクラスター感染対策の情報も乏しく、対策に難渋することが多かったです。

 岡山県では第4波は落ち着きつつあるところですが、流行の極期にある地域もまだ存在します。当院の経験が何らかの助けになるかもしれませんので、引き続き、詳細な経過について、クロノロジー(情報を時系列に沿って書き出し、災害情報を共有し整理したもの)をもとに書き起こしていきます。今しばらくお付き合いいただければと思います。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院院長)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年から薬師寺慈恵病院に職場を移し、2021年1月からは院長として地方二次救急病院の発展を目指している。週1回岡山大学の高度救命救急センターに出入りし、ますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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