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新型コロナワクチンのアナフィラキシーの治療法は?

2021/04/15
薬師寺 泰匡(薬師寺慈恵病院院長)

 ようやく新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンが医療従事者に届き始め、高齢者向けの接種も始まります。アナフィラキシー対策を主眼に、接種会場に準備すべき薬剤や物品の検討など、着々と準備を進めているところだと思います。僕が所属する地域の医師会メンバーからは、「アナフィラキシーにはアドレナリンが効かない場合があるのではないか」とか、「アドレナリン以外の薬剤をどのように使えばいいのか」という疑問 が挙がっていました。

 今回は、最近注目されているアナフィラキシーの対応について、エビデンス+個人的見解をまとめようと思います。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院院長)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年から薬師寺慈恵病院に職場を移し、2021年1月からは院長として地方二次救急病院の発展を目指している。週1回岡山大学の高度救命救急センターに出入りし、ますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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