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言いにくい事をサラッと言う裏技

2021/03/04
薬師寺 泰匡(薬師寺慈恵病院院長)

 外来診察にせよ、回診の時の会話にせよ、患者さんとお話していて、ちょっと聞きにくかったり言いにくかったりすることってありますよね? 例えば、女性に必ず聞いておきたい妊娠に関する情報。「に……妊娠の、か、可能性はあります……か?(ゴクリ)」などとやると、かえって怪しくなるので、さらっと聞いてしまいたいものです。以前にも書きましたが、ここはズバッと、「妊娠中ではないですかね?」とか「おなかに赤ちゃんいないですか?」などと聞いてしまう のがいいです(関連記事:「「妊娠の可能性」なんて知らんがな!!」)。月経についても、ズバッと「最終月経と月経周期を教えてください」と聞いてしまいましょう。腹痛を訴えて来院する患者さんでは明確にしておきたい情報です。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院院長)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年から薬師寺慈恵病院に職場を移し、2021年1月からは院長として地方二次救急病院の発展を目指している。週1回岡山大学の高度救命救急センターに出入りし、ますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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