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膀胱が破裂するぅ! 破裂したらどうする?

2020/11/26
薬師寺 泰匡(薬師寺慈恵病院)

 11月18~20日まで、岐阜で第48回日本救急医学会総会・学術集会がありました。僕はスーツにメガネ、マスクという、お前誰やねん状態で会場に赴きました。知り合いに会ったときは大声で呼びかけるのを控え、手を大きく振ってアピールしたのですが、案の定、会う人会う人に「誰かと思った」と半ば引き気味に言われてしまいました。学会の雰囲気も一変していましたね。

 このご時世、学会会場まで行くかどうか僕も悩んだのですが、とりあえず移動そのものはリスクにならないはずですし、学会会場に感染者がいなければ感染しようがありません。いたとしても“うつさない努力”、“うつさせない努力”をすればそこまで怖がることもないはずです。手洗い手指消毒をこまめにしながら勉強しました。これまでなら、学会期間はEM Allianceをはじめとした他施設の若手救急医のみんなと飲み会をするのですが、そんなのもなしです。合間に観光するのもなしです。ただただ勉強して帰ってくるという、修行のような学会となりました。そのおかげもあり、いろいろ勉強になったことがありましたので、ここで共有していこうと思います。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院院長)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年から薬師寺慈恵病院に職場を移し、2021年1月からは院長として地方二次救急病院の発展を目指している。週1回岡山大学の高度救命救急センターに出入りし、ますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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