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投与のタイミングが迷路んのメイロン

2019/11/28
薬師寺 泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)

 先日、京都大学病院で起きた炭酸水素ナトリウムの誤投与に関する事故の調査報告が公開されました。

 事故の内容は、造影CT検査による腎障害の影響を軽減させる目的で炭酸水素ナトリウムを投与するレギュレーションになっていたところ、誤って規定よりも濃度の高い同一成分薬剤(本来投与すべき薬剤の6.7倍の濃度)を急速投与したために心停止に至ったというものです。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年からいきなり管理職。地方二次救急病院で診療しながら、岡山大学の高度救命救急センターでますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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