テレビドラマなどで、医師が死亡を宣告する場面が流れることがあります。多くの場合、お話ができなくなって息を引き取ったことを確認するか、モニターが心静止となったことを確認して死亡の事実を告げるという場面になるかと思います。救急ではこうした穏やかな最期となることはめったにありません。救命するために救急をやっているとはいえ、お看取りをする機会も多くあります。心停止で救急搬送された場合、目撃ありで市民の応急手当てがある場合の1カ月後生存率は16.6%、目撃なしで応急手当てもなしの場合の1カ月生存率は5.8%です(総務省消防庁『平成30年版救急・救助の現状』より)。つまり、残りのケースは死亡診断をすることになりますので、かなり高頻度だと思います。今日は、この心停止患者さんの蘇生中止と死亡診断のタイミングについて、考えてみたいと思います。

死亡診断いつするの!? 自分なりのやり方は…の画像

ログインして全文を読む