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救急ロスタイムを防げ―現場離脱を阻むもの―

2019/04/25
薬師寺 泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)
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 毎月、泉州地域メディカルコントロール協議会検証会議なる会議に参加しています。これは、地域の救急隊の活動を、医師が後ろ向きに検証していくというものです。二次医療圏の救急医療に携わる医師と、圏内の消防署に務める救急救命士が集まり、心停止患者や重症外傷、特定行為が行われるような低血糖やショック症例、脳卒中や急性冠症候群の現場活動や搬送先選定、処置について、適切であったかどうかを評価していきます。機転を利かせたことにより、患者予後向上につながったと考えられるものや、改善が望まれるものについては、具体的にみんなで共有して意見を出し合い、今後に生かします。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年からいきなり管理職。地方二次救急病院で診療しながら、岡山大学の高度救命救急センターでますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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