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ERと鎮静――患者はどんな夢を見る?

2019/02/21
薬師寺 泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)

 ERでどのように患者さんに鎮静をかけるかというのは、とても悩ましい問題です。循環動態が不安定で変動を来しやすい状況の中、鎮静剤を投与するとガクンと血圧が下がります。安定している人でも、呼吸抑制が起きたり、やはり血圧が下がったりと怖い思いをすることが多いです。血圧があまり下がらず、鎮痛効果もあるということで、ERではケタミンが使わることが多いです。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年からいきなり管理職。地方二次救急病院で診療しながら、岡山大学の高度救命救急センターでますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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