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「妊婦税」で大炎上! でも妊婦加算は必要だ

2018/12/13
薬師寺 泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)

 事の発端はTwitter。医療機関を訪れた妊婦が、妊婦加算で診療費を増額されたという旨の発信をして反響を呼びました。今年の4月の診療報酬改定で、妊婦は初診料に75点、再診料に38点の上乗せをするということになっていたのです。これがあまりマスコミでも言われていなかったので、「知らん間に妊婦税を課された」として大炎上につながりました。初診時750円、都度380円。3割自己負担といえども、繰り返し受診をするなら結構な負担となります。また、時間外診療には200点、休日は365点、深夜には695点がそれぞれ上乗せされるということで、こちらも追加で相当の負担となります。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年からいきなり管理職。地方二次救急病院で診療しながら、岡山大学の高度救命救急センターでますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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