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遠隔画像診断を導入! 弱点は意外なところに

2018/05/24
薬師寺 泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)
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 近年、画像診断の技術は向上し、短時間に高密度の情報が得られるようになりました。一方で、その高密度な情報をしっかりと吟味できる知識がなければ、意味をなしません。検査の絨毯爆撃と表現されることもあるように、全身のCT画像を撮っても、その情報を処理しきれないのであればただ爆撃して終わり。放射線を浴びせるだけになってしまいます。

 ERでは、内科疾患から外傷まで多岐にわたる部位の画像検査を行います。しかし、判断に難渋することも往々にしてあります。同僚の意見も参考にしたいと思いつつ、それが叶わないというときもありますし、初療医と後で画像を見た医師とで意見が食い違うことはざらにあります。放射線科医が全ての画像診断を24時間体制で行なっており、ディスカッションもいつでもできるという体制であれば困らないのかもしれませんが、そんな病院は珍しいと思います。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から現職。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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