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酒を飲んで仕事!? 待機中の飲酒はアリなのか

2017/11/16
薬師寺 泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)

 先日、某SNSで「医師が待機中に飲酒することは許されるか」ということが話題になっていました。仕事中に酒を飲むなんて論外ですよね。一昔前は当直室の冷蔵庫にビールが冷やしてあったなどという都市伝説を聞いたことがありますが、そんなアホなという感じです。僕もお酒は好きですが、仕事中に飲んだりしません。待機だったら、いつでも仕事できるように調整することが求められますので、当然へべれけなんてことは許されません。

 なぜこんな当たり前のことが問題になるかということなのですが、論点は2つあります。

(1)その待機は待機「命令」によるものか
(2)待機命令に対して対価は与えられているか


 順番に考えていきましょう。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年からいきなり管理職。地方二次救急病院で診療しながら、岡山大学の高度救命救急センターでますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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