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救急車での転院搬送、同乗医師の帰院手段は?

2017/10/05
薬師寺 泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)

 転院搬送に、行政の救急車を使用することがあります。夜間どうしても手術が重なって手術室が開けられないケースとか、入院が必要だけど満床で入院ができないといったケースが転院搬送の対象となります。平日の日中は必要があれば病院の救急車で転院搬送をしますが、休日夜間は転院搬送のためのスタッフがおらず、転院が困難となります。もちろんタクシーなどを利用していける方はそれで良いですが、酸素投与や輸液管理を要するような人は、基本的に医師か看護師同乗の上、行政の救急車で転院していただくことになります。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年からいきなり管理職。地方二次救急病院で診療しながら、岡山大学の高度救命救急センターでますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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