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クララが立った!のは何で?

2017/09/28
薬師寺 泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)

 『アルプスの少女ハイジ』の名場面といえば、個人的にはペーターがフルチン状態から下着を着けずにいきなりズボンをはいたあの驚きのシーンが蘇るわけですが、一般的には50話でクララが立ったシーンが有名ですね。物語のクライマックス、クララは本当のところ立てるはずだと信じるハイジに罵られます。

「クララのバカッ。何よ意気地なしっ。一人で立てないのを足のせいにして。足はちゃんと治ってるわ。クララの甘えん坊! 恐がり! 意気地なし! どうしてできないのよ?そんな事じゃ一生立てないわ。それでもいいの? クララの意気地なし! 私、もう知らない。クララなんかもう知らない!」

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年からいきなり管理職。地方二次救急病院で診療しながら、岡山大学の高度救命救急センターでますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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