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呼吸の異常を見分けるのは難しい

2017/09/07
薬師寺 泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)

 他人の呼吸をツェペリ男爵くらい常に気にしている救急医、薬師寺です。最近、様々なところで救急医療についてお話しする機会があり、救急は気道・呼吸・循環が重要だと伝えるのですが、呼吸を気にするのはなかなか難しい事です。世間一般でも、呼吸を見ようとか気にしようという事はよく言われています。僕もとても大事だと思います。でも、大事だ大事だと世間で言われ続けているのはなぜなのかというと、こんなに言われているのに気にされていないからに他なりません。というわけで、今回は他人の呼吸を見るという事を考えてみたいと思います。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年からいきなり管理職。地方二次救急病院で診療しながら、岡山大学の高度救命救急センターでますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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