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桐島、救急部やめるってよ

2017/03/30
薬師寺 泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)

 題名は映画のパクリオマージュですが、まぁ救急部って部活みたいなもんだから許してください。桐島は登場しません。というわけで、今回は救急をやめてしまう人についてというちょっぴり悲しい話題です。

 出会いがあれば別れもあるのですが、3月は別れの方が多い季節かもしれません。4月には新しい出会いがあるとはいえ、別れは悲しいものです。この時期になると、毎年どこかの施設で救急医が大量辞職するというニュースが世間を騒がせているような気がします。今年は市立札幌病院のニュースが記憶に新しいところです。社会への影響はもちろん気になるところでしょうけど、そんなに影響があると思うのなら、普段からもっと絶滅危惧種の保護運動のごとく、丁重に扱ってほしいなと思わなくもありません。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年からいきなり管理職。地方二次救急病院で診療しながら、岡山大学の高度救命救急センターでますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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