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BMJ誌クリスマス特集に学ぶゾンビの作り方と対応

2015/12/24
薬師寺泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)

 みなさん、今夜はクリスマスイブですね。クリスマスといえば、子どもはサンタクロースの到着を心待ちにして無邪気にはしゃいでおりますが、大人になると少し状況が変わってきます。1人で過ごすのか、家族と過ごすのか、恋人と過ごすかという厳しい三択労す…。くだらないことを言うとまた部長に怒られるのでこの辺にしておきますが、この時期医療者が心待ちにしているのはBMJ誌のクリスマス特集かもしれません。

 BMJは、みなさんご存知のとおり、権威あるイギリス医師会雑誌(British Medical Journal)です。クリスマス前に、毎年面白半分以上のジョークで書かれた論文が扱われることがおなじみでございます。今年も数々の面白そうな文献が並んでいました。その中でも僕がひときわ気になった文献を紹介したいと思います。

ゾンビになりたかった救急医
 その前に少し話がそれますが、今年の秋口、恥ずかしながら僕はにわかにゾンビのメイクにこだわっていました。USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)では、秋になるとハロウィーンのイベントが開催されます。それと同時に、カプコンの人気ゲーム「バイオハザード」の世界観がパークで再現されます。つまり、夜になるとキャストが扮するゾンビがその辺をうろつくようになるのです。近年の「ハロウィーンといえばコスプレ」というよく分からない流行はUSJでも同様で、ハロウィーンはキャストだけでなく客もゾンビのコスプレをして訪れ、盛り上がります。よく分からない流行とか言ってますが、僕もその波に乗ろうとしてしまいました…(汗)。今では反省しています。

 しかし、医師たるもの、反省したらより良いものを作りださねばなりません。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年からいきなり管理職。地方二次救急病院で診療しながら、岡山大学の高度救命救急センターでますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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