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落とし物は指ですか?

2015/11/12
薬師寺泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)

 よく「救急をやってます。大阪の南の方でやってます」というと、Japanese mafia(いわゆるやくざ)の人がたくさんいるんじゃないかとか、怖い思いをすることが多いんじゃないかとか言われることがあります。僕は初期研修を岸和田徳洲会病院で過ごしましたが、岸和田に行くと知った大学の同級生たちは、「抗争に巻き込まれないでね…」とか「撃たれないようにね…」とか、本当に失礼なことを言ってくれました。なぜか勘違いされがちなのですが、実際に住んでみると平和を愛する親切な人が多い良い街なのですよ!

 この度、岸和田では暴力団に関する条例が刷新されました。岸和田といえばだんじり祭。この日は全国から岸和田出身の人が帰ってくるとされており、昔から「指名手配犯がわざわざ帰ってきて捕まるレベル」と評されたりしました。そんな祭からも暴力団を排除することが盛り込まれています。

著者プロフィール

薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院(岸徳)での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から岸徳の救命救急センターで集中治療にも触れ、2020年からいきなり管理職。地方二次救急病院で診療しながら、岡山大学の高度救命救急センターでますます救急にのめり込んでいる。

連載の紹介

薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
ER×ICUで1人盛り上がる救急医。愉快な仲間達と日本一明るい救命センターを目指して日々奮闘し、「ER診療の楽しさ」の伝承にも力を入れています。出会った患者のエピソードや面白かったエビデンス、ERを離れた救急医の日常までを綴ります。

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