日経メディカルのロゴ画像

第2回 テント生活の始まり始まり
場所も人も装備も足りない!で考えた最適解の話

2020/08/20
小島 直樹(公立昭和病院救命救急センター)

「明日は明日の風が吹く」とは、医療従事者は口が裂けても言えません。今できることを全力でやるのみ!

 みなさん、夏バテ大丈夫ですか。いよいよ全国に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者が拡大し、いつまで続くか先が見えない状況となっています。「そうは言っても、軽症者がほとんどで大騒ぎする必要などない」という人がいますが、重症者は発生しており、亡くなってしまう方は後を絶ちません。あきらめムードで、「明日は明日の風が吹く」と言えば、なんだかかっこいい感じに聞こえますが、医療従事者にはそのような妥協は微塵も許されませんよね。︎

 今回は患者数が増えてきたときに、うちの救命救急センターがどのように対応したか紹介します。東京や大阪では既に遠い昔話ですが、これから患者数が増えていく地域の方々にとって多少参考になればと思います。

著者プロフィール

小島直樹(公立昭和病院救命救急センター担当部長)●こじま なおき氏。1996年東京大卒。半年間東大病院で研修後、現在に至るまで公立昭和病院に勤務。日本救急医学会指導医、日本外科学会認定医、日本集中治療医学会専門医、日本DMAT隊員(統括登録者)。東京都の地域災害医療コーディネーターにも従事。

連載の紹介

小島直樹の「withコロナ時代の救急診療最前線」
救急外来には、様々な疾患に紛れて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者が来院する可能性がある。しかも、COVID-19患者の症状は、発熱、頭痛、食思不振、消化器症状、呼吸困難感などと非特異的で、診断は容易ではない。そんな臨床の最前線で日々奮闘する小島氏が、withコロナ時代の救急外来の日々を紹介します。

この記事を読んでいる人におすすめ