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第2回 79歳男性、30年近く続く末梢神経顔面麻痺
疼痛治療薬が効果なし…メンタルと思いきや

2018/07/20
尾張 慶子、牛田 享宏(愛知医科大学病院痛みセンター)
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 連載第2回からは慢性痛の診療について、症例をベースに解説していく。今回はまず、痛みセンターで出会った「考えさせられる症例」をお示ししたい。日ごろ、痛みセンターで行っている診療内容も紹介したいので、経緯を詳細に記載する。

著者プロフィール

牛田享宏(愛知医科大学学際的痛みセンター教授)●うしだ たかひろ氏。1991年高知医科大学卒。神経障害性疼痛モデルを学ぶため1995年テキサス大学医学部客員研究員、2004年ノースウエスタン大学 客員研究員、同年高知大学整形外科講師を経て、2007年から現職。慢性の痛みに対する集学的な治療・研究に取り組み、2012年から愛知医科大学医学部運動療育センター長を併任。厚生労働省の「慢性の痛み診療・教育の基盤となるシステム構築に関する研究」の研究代表者。

連載の紹介

「こじらせ疼痛」にどう向き合う
慢性的な疼痛は、身体的な問題、精神心理的問題、社会問題が複雑に合わさって生じるものです。そのため、慢性疼痛を抱えた患者の診療には麻酔科、精神科、整形外科など様々な診療科の知見を組み合わせた集学的・統合的な治療が求められます。本連載では、疼痛をこじらせてしまった症例を取り上げ、症状の経過を振り返りながら、日常診療で見落としがちな特徴的な症状・病態・経過、薬剤処方における注意点、患者への接し方などについて解説いたします。

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