ここから数回にわたって、「いかにも皮膚科の薬」といえる3剤について説明します。ジアフェニルスルホン(DDS、商品名レクチゾール他)、エトレチナート(チガソン他)、シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル他)です。

 ジアフェニルスルホンとエトレチナートは、ほぼ皮膚科のみで用いられる薬剤です。適応症以外にも、種々の疾患で使用されています。シクロスポリンは、有名な免疫抑制剤で幅広い領域で用いられていますが、皮膚科では独特の使用方法が確立しています。いずれも、少しコツが必要ですが、使用法は決して難しくなく、使いこなせると皮膚疾患治療の幅がぐっと広がります。

 今回は、ジアフェニルスルホン(diaminodiphenyl sulfone:DDS)です。この正式名称を覚えている人は多くないと思います。略称のDDSの方が有名です。

DDS:炎症性皮膚疾患に幅広く利用する経口薬の画像

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