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【第18回】ジアフェニルスルホン(DDS)
DDS:炎症性皮膚疾患に幅広く利用する経口薬
副作用はモニタリングすれば心配ない

2018/08/27
常深祐一郎(東京女子医科大学皮膚科准教授)
DDS:炎症性皮膚疾患に幅広く利用する経口薬の画像

 ここから数回にわたって、「いかにも皮膚科の薬」といえる3剤について説明します。ジアフェニルスルホン(DDS、商品名レクチゾール他)、エトレチナート(チガソン他)、シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル他)です。

 ジアフェニルスルホンとエトレチナートは、ほぼ皮膚科のみで用いられる薬剤です。適応症以外にも、種々の疾患で使用されています。シクロスポリンは、有名な免疫抑制剤で幅広い領域で用いられていますが、皮膚科では独特の使用方法が確立しています。いずれも、少しコツが必要ですが、使用法は決して難しくなく、使いこなせると皮膚疾患治療の幅がぐっと広がります。

 今回は、ジアフェニルスルホン(diaminodiphenyl sulfone:DDS)です。この正式名称を覚えている人は多くないと思います。略称のDDSの方が有名です。

著者プロフィール

常深祐一郎(東京女子医科大学皮膚科准教授)●つねみゆういちろう氏。1999年東京大学卒。東京大学病院と国立国際医療センター病院皮膚科で研修後、東京大学皮膚科医員、助教を経て、2014年から現職。医学博士。

連載の紹介

皮膚科のくすり虎の巻
外用薬をはじめとする皮膚科の薬の使い方について解説します。薬剤ごとに、ちょっとした使い方のコツと注意点を紹介。教科書的なことはなるべく省略し、私が臨床の場でマスターした勘所をしっかりお伝えしていきます。

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