ポリファーマシー(多剤併用)が世界中で問題となっています。ポリファーマシーは、不適切処方を生じるリスクが高く、薬剤性の有害事象を生じる最大のリスク因子です。今回は、ポリファーマシーに対する介入方法として注目されているdeprescribing(脱処方)の実際を、ケースを基に見ていきましょう。
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著者プロフィール
徳田安春(臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄副センター長)●とくだやすはる氏。1988年琉球大卒。沖縄県立中部病院、聖路加国際病院、筑波大水戸協同病院総合診療科教授、JCHO[独立行政法人地域医療機能推進機構]本部総合診療顧問などを経て、2016年より現職。ハーバード公衆衛生大学院MPH。

連載の紹介
Dr.徳田の「ケースで学ぶ 薬のカシコイ使い方」
「こんな症状が薬剤性だった」「リスクの方がベネフィットより大きい処方」「NNT(number needed to treat)が大きすぎる処方」。このような薬の使用におけるピットフォールケースについて、クイズ形式で紹介します。
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